【伊勢市の悩み相談】小学5年生の長男が学校を休みがち
子育てや職場・夫婦のコミュニケーションの悩みを”個性心理学”を使って解決の糸口をお伝えしております。
今日のご相談者様は、小学5年生のSくんと40代のママ。
Sくんは最近学校を休みがちとのこと。
学校に行っても、帰ってくると一人で家で遊んでいるのが心配とのご相談でした。
さっそくSくんの個性分析を行うと・・
Sくんの個性は、個性心理学の分類のなかでも、一番オリジナティがはっきりした考えや発想をもつ、とても素晴らしい個性!
しかし、今の日本の学校教育は集団生活が基本。
独自性を発揮すればするほど、”みんなと違う”と懸念されがちです。
お友だちからは仲間外れやいじめに合うことも・・
今回は、ママの強い要望もあり、Sくんを交えてのカウンセリングを行いました。
そこで、まずSくんには、学校での様子や自分のことについて、いくつか質問しました。
Sくんは、先生のこと、お友だちとのこと、学校での様子など、はっきりと答えてくれました。
しかも、私の想像をはるかに超えるほどSくんの受け答えがしっかりしているのにおどろきました。
そして、Sくんに自分のことどう思う?と聞くと、「自己中」との返事がかえってきました。
Sくんは自分の世界を大事にしていて、お友達との違いも明確に理解していたのです。
お友だちと自分との違いを受け入れ精一杯自分と向き合っていたのです。
そこで私からSくんに伝えたことは
「自己中なんて言わないでね。今のままのSくんで大丈夫。お友だちとの違いを理解しているSくんはとても素敵。
だけど、お友だちの気持ちも分かるんだよね。その優しい気持ちも大切にしてね。一人の時間が好きなのは、自分の世界に入っていろんなことをイメージしているんだよね。どんな大人になるのかな?とっても楽しみ♪
学校ではどうどうと自分らしくふるまえば良いんだよ。ママはそんなSくんのことが大好きだし、ママやパパがSくんを守ってくれるからね。だから、ママには何でもお話ししてね。」
ママはいくつになっても子どもの行動や発言が気になりますよね。
でもお子さんは、自分なりに自分と真剣に向き合っています。
「ママに言うとママはすぐ泣いてくるから何も言えなくなる」と話してくれたSくん。
ママに心配かけたくない、と必死に我慢していたんですよね。
ママは眠れない日が続いていたとも明かしてくれました。
そして診断を終えたママとSくんからこのような嬉しい感想をいただきました。
(Sくん)
(ママ)
Sくんとママ。
お互いを思いやる愛情が伝わってきて心が温かくなりました。
とってもがんばり屋のSくん。
そして、いつも笑顔が素敵なママ。
Sくんの成長が楽しみでなりません。
いつまでも応援していますね。
子どもたち一人ひとりの生まれながらの凸凹、個性をありのままに受け止め、その子の得意なこと・好きなことを一緒にたくさんみつけましょう!
ママも心のゆとりと子育ての楽しさを味わいながら、一人の女性として最高の生き方を!